このブログの
2006年12月17日の記事に、以下のコメントを頂いた。
Commented by 堕落 at 2007-10-09 19:13
囲碁はどうやったらうまくなるのだろうか
Commented by utashima at 2007-10-09 19:55
負けた後で、原因を考える事ではないでしょうか。
Commented by 堕落 at 2007-10-22 02:21
それがよく分からないんですよ。
とほほ
私が今まで、どのように囲碁の練習をして、4段になったか、このブログに殆ど書いていない事に気付いた。思い出せる範囲で、ここに、それを記載し、上記のコメントへの回答としたい。
私が初めて碁石に触ったのは、九州大学に入学して、当時福岡に住んでいた兄の家に同居させてもらった時である。兄は、多分5~6級程度の力だったと思う。シチョウで私の石が取られて驚いた記憶がある。強くなりたいと思い、大学の囲碁サークルに入れて貰った。しかし、私のような超初心者は他には居なく、仲間も出来ず、すぐに止めてしまった。
次に囲碁に接したのは、東京大学の大学院に入った時である。私が入った研究室は、教授を始め、囲碁の強い人が多かった。そこで、もう一度、囲碁に挑戦してみようと思った。研究室の人達の実力は、2,3級~3,4段位だっただろうか。はっきりとは覚えていない。私は、何目も石を置いて、相手をして頂いた。その研究室での2年間で、3級程度まで上達した。この時期に購入したのが、以下の定石事典である。
石田芳夫著 『基本定石事典 上下』 日本棋院発行 昭和50年12月(上下合わせて3800円)
当時の私の生活費と比べても、かなり高い本である。大学院時代は、ただ対局をするだけで、あまり振り返る事をしなかったと思う。定石事典も、その頃は大して役に立っていない。
大学院を2年で卒業し、宇宙開発事業団に入社してから、殆ど囲碁をする事はなかった。入社2,3年目頃、職場の課で囲碁大会をする事が何度かあった程度である。
本格的に囲碁を再開したのは、インターネットで対局できるようになってからである。自分と同程度の力の人と対戦し、勝率が高くなったら、自分の級位を上げる事を繰り返して、現在の4段まで来た。この時、以前とは違って、対局後に自分の手を振り返る事を行なった。勝った時はあまりしなかったが、負けた時は、敗着を見つけるまで検討し、対策も考えた。特に、序盤で大きく不利になった時は、定石を知らなかった場合が多く、対局後に、上記の定石事典を開いて、次の対局では、同じ間違いをしないように心がけた。定石事典は、最初から読むのは良い方法とは言えないであろう。自分の知らない定石を相手に打たれて困った時、それを読むと効果的である。偶に、相手が嵌め手を打って来たと判る事もある。
インターネット対局を始めた当初は、囲碁の解説書も沢山読んだ。ざっと数えても20~30冊読んでいる。その中で、最も棋力の向上に寄与したと思うのは、以下の3部作である。
景山利郎著 『アマの碁ここが悪い① 布石の要点』 1988年
景山利郎著 『アマの碁ここが悪い② 定石の前後』 1988年
景山利郎著 『アマの碁ここが悪い③ 打ち込み』 1989年
この3部作を読んだ後、確実に勝率が良くなった記憶がある。その後も、不調になると、この本を読み返したりしたものである。
最近は、対局後に振り返る事が少なくなった気がする。WWGoの有料会員になると、対戦した棋譜を再現できるサービスがあるので、局後の考察には便利であろう。今はまだ無料会員。どうしようかな。