我が家は1995年2月の建築。11年が経った。メンテナンス計画では、今年辺りに、外壁の再塗装・屋根の補修が必要となる。かなりの金額のため、頭が痛い。
10年を過ぎると、あちこちに不具合が出てくる。昨年に風呂給湯器を部分的に修理したが、今度故障すると、買い換える事になろう。各部屋の天井に付けている照明器具にも不具合が出始めた。以前は点灯管方式だったが、我が家でも
インバータ方式が使われている。点灯管方式だと、点灯管を交換すれば良いが、インバータ方式では故障すれば照明器具全体を買い換える事になる。インバータの寿命は6年位~10年超と電気店の人に聞いた。オンオフの回数にかなり依存するのであろう。インバータ方式は、省電力でチラつきも少ないという利点があり、主流になっている。
我が家の幾つかの部屋の天井の照明がすぐには点かない事が多くなった。買い換えようと思い、天井との接続部がどのようになっているかを調べてみた。下の写真に示す。照明器具を支える金具は専用のものが使われている。これでは、電気店で新しい照明器具を買って来て、簡単に取り付けるという訳には行かない。
最近の照明器具は、
引掛シーリングに取り付ける形のものが多い。引掛シーリングが、電気的接続だけでなく、照明器具の重量も支える。昔に住んでいた社宅でも、引掛シーリングが使われていたので、我が家でも当然に使われているものと勘違いしていた。
このリンクを見て頂くと、引掛シーリングは昭和38年に始めて採用されたとある。歴史はかなり古い。しかし、上の写真のような直付け形器具への対応は比較的最近なのかも知れない。
と言う事で、我が家では、故障した部屋から、引掛シーリングを取り付ける工事をし、そこに新しい照明器具を取り付ける事にした。照明器具の取り付けインターフェースが比較的最近まで確定していなかったのは驚きであった。