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冬の暖房費

 今年の9月に、リビング(11畳)のエアコンを15年振りに換装し、最新型のものにした。使用中は「xx円/h」という表示が現れる。現在のところ、20度に設定すると、3~4円/hとなっている。

 今までの冬の暖房は、石油ストーブを使っていた。エアコンは殆ど使っていない。しかし、最新型のエアコンは、かなり省エネ性能が上がっている筈であり、本当に石油ストーブの方が安いのか、ちょっと検討してみた。

 前回の冬シーズンは、11月~3月の約5ヵ月間、暖房した。

   使用した灯油の量    :18リットル×19=342リットル
   平均の灯油単価     :64円/リットル
   1シーズンの灯油購入費:21888円

 リビングでの灯油使用量は、上記の7割と見積もった。すると、15322円となる。1日16時間暖房したと考えると、6.4円/hとなる。実際には、暖かい日の昼間は、ストーブを使っていない事もあるので、時間単価は7円以上であろう。

 以上の検討から、エアコン暖房中の時間当たり電気代が7円を超えなければ、エアコンの方が得という事になる。寒さが厳しくなると、7円/hを超えるのであろうか。

[追記:2011年1月15日]
 寒さが厳しい1月中旬で、このエアコンの能力をチェックしてみた。午後8時頃、リビングは石油ファンヒーターにより21度の温度であった。ここで、石油ファンヒーターを止め、エアコン暖房に切り替えた。21度の温度を維持するには、エアコンの設定温度を24度にする必要があり、約20円/hの電気代であった。
 詳細な検討はできていないが、本格的な寒さに対しては、エアコン暖房は省エネとは言えないと考えている。
by utashima | 2010-10-30 17:16 | 省エネルギー | Trackback | Comments(0)


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