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DVDのオンライン・レンタルの利用

 今までひたち野うしく駅近くのツタヤで DVD をレンタルしていた。旧作1本250円を月に4本借りるのが最大であった。従って、オンライン・レンタルで定額2000円/月のサイトが幾つかあったが、私には高過ぎた。今日、久し振りにオンライン・レンタルをネットを調べたら、月1000円前後の定額サービスが幾つか見つかった。最も安い楽天レンタルの会員になった。最も安い「スタートプラン」である。980円/月。

 ちょっと心配なのは、比較的新しい DVD が、なかなかレンタルできないのではないか、という事である。しかし、今までも、半年以上前の旧作ばかり借りていたので、その程度待つのは問題ない。オンライン・レンタルサイトで観たいものを検索できるのも便利である。それだけでなく、車で往復20kmを走る必要もなくなり、省エネでもある。今までお店で借りていた時は、月に4本借りるとして、ガソリン代も加えると、月に2000円近く使っていた事になる。

 午前中に会員になり、観たい作品を16個登録した。近日入荷作品を2つ、クラシック作品も数個選んだ。午後に、このサイトを見ると、クラシック作品と比較的新しい作品の2つが発送されたことが分かった。出だしは順調のようだ。近日入荷作品が届くのはいつだろうか。
by utashima | 2009-04-25 13:45 | 省エネルギー | Trackback | Comments(0)

『シリーズ現代の天文学10 太陽』(日本評論社)

 標記の本を読んだ。最近、太陽の元気の無さが報道されており、私も気にかかっている。人類は、太陽の事をどこまで理解しているのか、知りたいと思った。仕事の関係もある。現在、超低高度衛星の技術試験機の検討を進めており、私の心配の一つが、太陽フレア、CME(Coronal Mass Ejection)、SEP(Solar Energetic Particles)などの太陽活動がこのような超低高度(高度250km~180km)の衛星に与える悪影響である。

 以下に、この本を読んで、印象に残った事を簡単に記す。

(1)太陽中心部の核融合反応で発生したエネルギーが太陽表面から放出されるまでの時間遅れは、約1000万年である。そのため、比較的最近まで、現時点で太陽内部の核融合が継続しているのか、止まっているのか、分からなかった。

(2)太陽から放出されているニュートリノの観測により、今の時点でも太陽内部で核融合反応が続いている事が確認された。

(3)高速の太陽風(800km/s程度)はコロナホールと呼ばれる場所から吹き出ている。コロナホールは、基本的には太陽の高緯度付近に存在する。コロナホールの初期の研究成果の多くは、米国のスカイラブ衛星の観測から得られている。なお、CMEもスカイラブに搭載されたコロナグラフによって1970年代初頭発見されている。

(4)極小期には、コロナホールは低緯度付近まで広がり、極大期には、高緯度付近に制限される。

(5)黒点の出現緯度は、約11年の1周期の間に、中緯度から赤道に向かって移動する。これをプロットすると蝶を横向きに並べたように見える事から、蝶形図(butterfly diagram)と呼ばれている。なお、太陽活動周期は、極小期から次の極小期までを1周期としている。

(6)太陽の周期活動をモデルによる数値計算で理解する事は、膨大な計算が必要なため、現在でもできていない。

(7)可視光で見る事のできるコロナは、我々に届くまでの物理過程の違いにより、Kコロナ、Fコロナ、Eコロナと分けて呼ばれている。Kコロナは吸収線を持たない連続光、Fコロナはフラウンホーファー吸収線を持つ成分、Eコロナはある狭い波長域だけに局在した輝線成分。光球面から太陽半径の数倍以上離れると、Fコロナが主になって来る。

(8)黒点は、ほぼ東西に並んだ対として現れる。それぞれNとSの磁極を持つ。約11年の1周期の間は、NとSの並ぶ順序は一定であり、次の太陽活動周期になると、その順序が逆転する。この磁極の変化まで考えると、太陽活動の周期は、11年ではなく22年となる。

(9)太陽における突発的磁気エネルギー解放現象の内、電磁放射でエネルギーを解放する現象をフレアと呼び、力学的エネルギーで解放される現象をCMEと呼ぶ、という理解に達している。大抵のCMEはフレアに伴って発生する。


 なお、この本では、触れられていなかったが、2006年10月に打ち上げられた米国の STEREO 探査機は、現在、太陽-地球系の L4, L5 点付近をゆっくり移動しつつ、太陽のステレオ観測を続けている。このように、複数の地点から太陽と地球間の空間を観測する事で、CMEの進路予測も可能となり、衛星への悪影響を事前に把握できるようになると期待している。
by utashima | 2009-04-24 12:01 | 読書 | Trackback | Comments(0)

58歳、55歳の誕生日

c0011875_2102285.jpg 昨日4月22日は私の58歳の誕生日、本日23日は家内の55歳の誕生日。毎年、特別な事はせず、夕食をちょっと豪華にする程度。今年は、大学生の長女が、アルバイトをしているケーキ屋さんで、写真のメッセージ入りのケーキを買って来てくれた。
by utashima | 2009-04-23 21:00 | イベント | Trackback | Comments(0)

『王権誕生(日本の歴史02)』(寺沢薫著)

 弥生時代(前300年頃)~古墳時代前期(4世紀)の歴史の本を読んだ。2003年に、弥生時代の開始が約500年遡るというデータが、炭素同位体14濃度による年代測定によって得られたが、それが100%正しいのか不安もあるようだ。この本の原本は2000年に出版され、この学術文庫版の発行に際して、この500年の扱いも検討されたが、今しばらく動静を見極めたいとの判断で、反映はされていない。

 弥生時代の前半は、九州北部(伊都国など)が力を持っていた。朝鮮半島から進んだ武器などを交易で持ち込んでの闘争も多かったようだ。戦争の被害者と思われる遺骨が、縄文時代よりもたくさん発見されている。

 後漢の力が衰えると、九州北部の勢力も弱まり、政治が乱れたらしい(「倭国乱」)。それをまとめたのが、卑弥呼であった。その時期を、著者は3世紀初めと考えている。著者は、卑弥呼のいた場所を、奈良盆地の纏向遺跡と考えている。九州北部から奈良盆地に政治の中心が移ったとしている。その際、瀬戸内海の中央部の吉備の国(岡山県辺り)も大きく貢献したようだ。5世紀には、岡山市の西に大きな造山古墳が作られている。作られた当時は、日本で1,2位を争う規模だった。

 この本で読んだ遺跡の一部を、Google Maps に記した。
by utashima | 2009-04-12 21:18 | 読書 | Trackback | Comments(2)