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2006年のつくば市の紅葉

 2006年11月26日の昼頃、つくば市東大通りの産業技術総合研究所(産総研)付近の紅葉を撮影した。今年の秋は気温が高目な為か、昨年の同時期より、紅葉は遅れているようだ。まだ青い葉も見られた。昨年に東大通りの紅葉を撮影した日は、偶然にも同じ11月26日であった。

 下の写真は、昨年とほぼ同じ場所の東大通りの紅葉。
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 次の写真は、並木大橋から東大通りを北向きに撮ったもの。走っていると気付かなかったが、上から見ると、道路の補修が目立ちます。
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 産総研の正門から中を見ると、銀杏の見事な紅葉が見える。是非、撮りたいと思い、中に入って撮らせて貰った。次の写真がその1枚である。
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 昨年に撮った洞峰公園の銀杏も綺麗だった。
by utashima | 2006-11-26 14:10 | つくば近傍探訪記 | Trackback | Comments(0)

Google Earth で見る世界遺産(5)(オランダの風車群)

 先日の NHK の世界遺産の番組で、オランダの風車群を扱っていた。オランダの水郷地帯キンデルダイクにある風車群である。1997年に世界遺産に指定されている。これらの風車は、18世紀に作られたようだ。海面より低い土地を守るため、水を汲み出して来た。電気を使わずに風車を利用する訳は、電気は災害や戦争などが発生すると利用できなくなる事が多いが、風車は風さえあれば動くからという。

 キンデルダイクは、ロッテルダムの南東に位置する。Google Earth で見た広域図を最初に、次に風車を拡大したものを示す。水路に沿って、一定間隔に設置されている。
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by utashima | 2006-11-26 11:31 | パソコン | Trackback | Comments(0)

オール電化推進系の静止衛星のGTOからGEOへの軌道変換(その2)

1.電気推進系による低高度からGEOへの最適軌道変換のアルゴリズム
 私が SSPS (宇宙太陽発電システム) の検討の時から使っているアルゴリズムは、1998年に発表された以下の文献に掲載されているものである。これは、厳密な最適解を求める方法ではなく、非線形計画法という離散的なパラメータの最適化法を適用して近似的な解を得る方法である。その文献には、厳密な変分法で得た解と比較して、十分良い解が得られる事が述べられている。
C.A.Kluever and S.R.Oleson, “Direct Approach for Computing Near-Optimal Low-Thrust Earth-Orbit Transfers,” Journal of Spacecraft and Rockets, Vol.35, No.4 (1998), 509-515.

 後に記す事を理解して頂くために必要なので、そのアルゴリズムを簡単に紹介する。
 この軌道変換には数ヶ月の期間が掛かり、それを最適化するには、その期間の軌道計算を数百回~数千回も行なう必要がある。現在の PC が速くなったとは言え、運動方程式を単純に数値積分する方法は、時間が掛かり過ぎて実用的ではない。計算時間の短縮を考えねばならない。電気推進系の推力は小さいため、軌道1周の噴射による軌道変化は小さい。そこで、1周の平均軌道変化率をガウス積分 (次数20を使用) によって求め、それを 日単位の積分刻みで数値積分する事で、長期間の電気推進系の噴射による軌道変化を高速に計算する。
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 軌道変換の最適化は、電気推進系の推力方向を最適にステアリングする事によって実現される。最短時間で GEO に到達したいので、推力は常に可能な最大推力を使用する。GEO への移行では、軌道面(傾斜角)を変えるために推力方向のヨー角(面外角)を周期的に制御し、軌道長半径と離心率を変えるためにピッチ角(面内角)を周期的に制御する。図1 を参照。軌道上の任意の位置において、長半径を変えるのに最適な推力方向 ua と、離心率を変えるのに最適な推力方向 ue を求め、次式のように、重み係数 Ga, Ge を用いて面内の最適な推力方向 uIN を表現する。重み係数 Ga, Ge は、時間の関数である。α がピッチ角である。
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最適なヨー角 β は、重み係数 Gi を用いて次式で表わす。nodal line でヨー角は最大値・最小値を取る。Gi も時間の関数である。
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軌道変換に要する期間とそれを NB 分割した各分点における重み係数を最適化パラメータとした非線型計画問題として定式化し、逐次2次計画法 (SQP法: Sequential Quadratic Programming法) で解く。ここでは、軌道変換に要する期間(移行期間)を最小にする解を求める定式化を使用する。なお、移行期間中に衛星が地球の影に入る場合は、電気推進系を止める仕様にしている。摂動としては、地球重力場の偏平性 (J2項) による永年項のみを考慮した。
 上記のアルゴリズムを使って、OPT4B という解析ソフトを作成した。重み係数 Ga,Ge は、相対的な値が必要なだけであるため、上記文献と同様に Ga を 1.0 に固定した。LEO や GTO からの移行においては、長半径は大きくするのみであり、問題ない。

 本検討では、遠地点高度を通常の GTO よりもかなり大きくした、いわゆる Super Synchronous Orbit も初期軌道の対象としている。遠地点高度を大きくし過ぎると、OPT4B では収束しなくなる。その事を、次回に述べる。

(その3) に続く・・・
by utashima | 2006-11-26 10:41 | 宇宙機の軌道設計/ 解析 | Trackback | Comments(0)

ブラウザ Lunascape4 のその後 (RSS バーを設定)

 2006年11月22日に、Lunascape4 というブラウザの試用を開始した。開始時の記事にコメントとして記したが、Gecko エンジンでは文字コードを変更しないと文字化けが発生するサイトもあり、IE エンジンで使う事にした。

 本日11月25日に、RSS バーを設定した。このサイトから、ダウンロードできる。それを設定した結果の画面が以下のものである。画像をマウスでクリックすると、綺麗に見えます。マウス・カーソルを RSS バー領域から外すと、サイドバーが消えるので邪魔にならない。新しい記事が投稿されると、ご覧のようにアイコンの右上角に赤い印が付く。丁度タイミング良く投稿があった。
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by utashima | 2006-11-25 22:22 | パソコン | Trackback | Comments(0)

映画『あした』(尾道が舞台)を観ました

 Gyao からのニュースで、大林監督の映画『あした』が、Gyao で放映されている事を知り、久し振りに Gyao で映画を観ました。私が映画を良く観るようになったのは、ここ数年の事。1995年に公開された映画『あした』も、このタイトルを観ただけでは、大林監督の作品と言う事に気付かなかった。どんな内容かも全く知らずに、観始めた。懐かしい尾道や向島の風景。やがて、舞台が呼子浜に。この辺りで、1度観た事があると思い始めた。深夜に寝床に入ってテレビを点けた時にこの映画が放映されていたのではなかろうか。テレビ番組表を確認して、観ようと思って観たのではないと思う。尾道らしき風景が出て来て、引き込まれてそのまま暫く観続け、最後まで観ないで寝たような気がする。かなり曖昧な記憶である。テレビ放映されたのかどうか確認していないが、テレビ以外で観たとは考えられない。映画の出来栄えは良く判らないが、私としては故郷がふんだんに登場しただけで満足であるが、死というものを考えさせる映画だったと思う。
by utashima | 2006-11-23 22:45 | 映画・ドラマ | Trackback(1) | Comments(0)

近所のDVDレンタル店の閉鎖

 いつも利用していた近所の DVD レンタル店 GEO が、11月30日で閉店する事になった。最近、旧作を 1週間 100 円で借りる事が出来たのは、閉店サービスだったのかな。この店は、自宅から歩いて行ける距離にあり、とても便利だった。ネットでレンタルできるサービス等もあり、収益が減って来たのだろうか。ネットでレンタルできるサービスは、私程度の利用頻度では、高過ぎるので、今まで通りレンタル店に行って借りたいと思っている。今後はどこの店を利用するか。東京方面に行く時に利用している JR ひたち野うしく駅の近くに、WonderGOO という店がある。この店を利用する事にし、会員登録を済ませた。毎週火曜日は、旧作の半額サービスなどがあり、今までの 100 円までは安くないが、ほぼ同程度の料金であった。
by utashima | 2006-11-23 19:25 | 映画・ドラマ | Trackback | Comments(2)

ブラウザ Lunascape4 の使用

 2006年11月22日、家庭の PC に、Lunascape4 ブラウザをインストールしてみた。現在、IE6 のエンジンを使った Sleipnir 1.66 を使用している。しかし、最近は、PC 終了時に、Sleipnir が反応しなくなる事が頻繁に発生し、普通に使っている時にも、フリーズする事が時々ある。そのため、別のブラウザも検討していた。ネットのニュースで知った Lunascape4 は、IE6 以上又は Gecko をエンジンとして使用でき、IE7 にも対応している。従って、IE6 を使っている今からでも使え、半年後に IE7 にした時にも、そのまま使えそうだ。Sleipnir 1.66 のような不具合が無ければ好都合だ。

 使ってみると、Sleipnir 1.66 のお気に入りを簡単に引き継ぐ事ができた。エンジンは、セキュリティの観点からより安全と思われる Gecko を使おうと考えていたが、Gecko では JAXA の WebMail サイトを表示できなかった。それから、動画サイトの Gyao も正常に表示できなかった。しかし、エンジンの切り替えは、ボタンを押すだけなので、幾つかの IE6 しか対応していないサイトを見る時だけ IE6 にし、普段は Gecko を使う事とし、暫く使ってみよう。
by utashima | 2006-11-22 21:54 | パソコン | Trackback | Comments(1)

オール電化推進系の静止衛星のGTOからGEOへの軌道変換(その1)

 2006年1月頃から「オール電化推進系の静止衛星」の GTO (静止トランスファ軌道) から GEO (静止軌道) への軌道変換の検討を行なった。「オール電化推進系の静止衛星」というのは、現在の静止衛星の複雑な推進系(有害なヒドラジン等を使用する推進系(二液式推進系、一液式推進系)とキセノンを使用する電気推進系とから成る)を、電気推進系だけにして簡素化しようという構想である。電気推進系は、比推力も大きいので、燃料の大幅な節約にもなる。この構想は、衛星推進系の研究開発をされている長野 寛氏が進めておられるもので、依頼を受けて、検討に参加した。
 現在の静止衛星は、二液式推進系(推力 500N 程度)を使って GTO から GEO に軌道変換され、GEO では、東西方向保持及び姿勢制御は一液式推進系で、南北方向保持は電気推進系で、行なわれるのが一般的である。GTO から GEO への軌道変換は、約1800m/s の増速量が必要であり、静止衛星における最大の軌道制御である。南北方向保持制御は、年間50m/s程度の増速量であり、東西方向保持制御と姿勢制御の増速量は、南北保持の 1/10 以下である。南北方向保持制御には、既に電気推進系が使われ始めており、「オール電化」推進系の採用において最も大きな変更となるのは、GTO から GEO への軌道変換である。北九州市の小倉で開催された 2006年の宇宙科学技術連合講演会において、私が GTO から GEO への軌道変換(発表に使った OHP シートの PDF ファイル) について発表し、長野氏が静止衛星システムについて発表された。
 電気推進系を使って GEO に行くと言う解析は、私は、2002年頃から宇宙太陽発電システム (SSPS: Space Solar Power System) の軌道間輸送の検討において実施していた。SSPS は、輸送コストを極限まで低減しなければミッションとして成立しない厳しいものなので、電気推進系の高い比推力を最大限に利用するために、出発軌道は高度 500km 程度の LEO (Low Earth Orbit) としていた。そのため、地球周辺の放射線帯を長期間飛行しなければならず、太陽電池セルが大きく劣化する問題があった。「オール電化推進系の静止衛星」では、この放射線による劣化を抑えるため、GTO 付近からの出発とした。SSPS の検討の時に作成したソフトは、GTO からの出発にも使用できるものであったので、それを基にして解析ソフトを作成した。

(その2) に続く・・・
by utashima | 2006-11-19 11:22 | 宇宙機の軌道設計/ 解析 | Trackback | Comments(0)

インフルエンザ予防接種

 2006年11月18日、今年も昨年に続いてインフルエンザの予防接種を受けた。一昨年にインフルエンザに罹ったのがきっかけ。それまでは、多分10年以上、インフルエンザの予防接種を受けていなかった。年を重ねて、免疫力が低下して来た結果であろう。これからも、毎年、接種を行なう予定。新型のインフルエンザが登場しない事を祈って。
by utashima | 2006-11-18 23:08 | イベント | Trackback | Comments(0)

『JFK(ケネディ暗殺犯を追え)』と『2039年の真実』

 タイトルに記した2冊の本を読んだ。『JFK(ケネディ暗殺犯を追え)』は、映画『JFK』の元になった本の一つであり、この暗殺事件に陰謀の臭いを嗅ぎつけ、米国政府機関を相手にして調査活動・訴訟をした、ニューオーリンズの地方検事ジム・ギャリソンの著作である。映画を既に観ていたので、読んでいると映画のその場面が浮かんできた。『2039年の真実』は、日本人の国際ジャーナリスト落合信彦氏の著作。

『JFK(ケネディ暗殺犯を追え)』(ジム・ギャリソン著)
 この本は1988年に米国で出版され、1992年に日本語訳が出版されている。私が購入したのは1997年発行の29刷である。日本でも沢山の人達に読まれた事が判る。ケネディ大統領は、1963年11月22日(米国時間)にテキサス州ダラス市で暗殺された。丁度その日、アメリカから日本へ初のテレビ衛星中継が行なわれ、ケネディ大統領暗殺のニュースが、リレー1号衛星(八角柱の形状で質量78kg、地球を3時間5分で1周、軌道高度は約1400km~約7400km)でアメリカとほぼ同時に日本にも伝えられた。日本は11月23日の早朝であり、父が寝床に入ったままテレビでこのニュースを見ていたので、当時12歳の私も目を覚まして見たのを覚えている。

 この本の内容については、色々なサイトで紹介されているので、詳しくは記さないが、まるで推理小説を読んでいる様であった。この本の最後の章に、以下のように書かれている。
今日、新たな情報をもとに考察すれば、ケネディ大統領の身に起こったこと、そしてその原因を、かなり正確に推測する事ができる。1963年11月22日にダラスのディーリー・プラザで起こったことはクーデターだったと私は信じている。それを計画し扇動したのは、アメリカ合衆国の情報コミュニティのなかの狂信的反共主義者たちだったと信じている。そして、公式の承認なしにそれを遂行したのは、CIAの秘密工作関係の個々人と政府外の協力者であり、隠蔽工作に手を貸したのは、FBI、シークレット・サービス、ダラス警察、軍部の、同じような思想を持つ個々人だった。目的は、ソ連やキューバとのデタントを求め、冷戦に終止符を打とうとしていたケネディ大統領の努力を阻止することだった。

『2039年の真実』(落合信彦著)
 この本は、最初1977年に出版され、その後1993年に装いを変えて再度出版された。私が読んだのは、1993年に出版された方である。1993年出版のものは、2部構成になっており、第1部は1977年発行のものと殆ど同じであり、第2部に新しい情報などが書き加えられている。

 著者は、1961年にペンシルバニア州にあるオルブライト大学に留学し、1965年に卒業している。この学生生活のど真中で(1963年11月22日)ケネディ大統領の暗殺事件が発生。学生時代から14年間の取材を経て、1977年の出版となった様だ。しかし、著者の事をネットで調べると、ウィキペディアにこのサイトが見つかった。ここを読むと、『2039年の真実』は盗作を疑われ、裁判にまでなったことが判った。最後は和解であったが、私の中でこの本の評価がある程度下がった事は否めない。でも、最後まで読んでみた。

 この本には、1960年頃の、米国社会の状況(黒人差別やマフィアの状況、フランク・シナトラも登場する)や国際政治軍事状況が詳しく書かれている。当時、実際にアメリカで学生生活を送っておられたためであろう、真に迫るものがある。そのような状況を改革しようとケネディ大統領と弟のロバート・ケネディ司法長官が立ち向かった。ケネディ大統領は国民から大きな支持を得ており、暗殺されなければ再選されただろうと書かれている。しかし、余りにも時代の先を進んでいたため、マフィアだけでなく、アメリカ社会の支配層の一部からも敵視されたようだ。著者は、その中でも、その後ウォーターゲート事件を引き起こしたニクソンに注目している。

 著者は、1977年に渡米し、ジム・ギャリソン氏に会っている。ギャリソン氏は、1971年、1972年と続けて、連邦司法局から収賄容疑と脱税容疑で告訴され、裁判には勝ったが、選挙民に悪いイメージを与えることとなり、1973年の地方検事の選挙に敗れてしまった。連邦政府からの悪質な妨害である。そのため、落合氏と会った頃は、粗末なオフィスで法律事務所を開いていた。落合氏は何度も会見を断わられている。ギャリソン氏は、もう、ケネディ暗殺の真相解明を訴えても無駄だと意気消沈していたようだ。最終的には1時間だけと言う約束で会う事が出来た。実際には、話が弾んで、2時間30分近い会見になった。会見が終わる頃、ギャリソン氏は元気を取り戻したようだと書いてある。

 この本の第2部は、1977年~1993年に新たに判った事が記されている。その中で最も重要な事は、1992年3月にアメリカで出版された『ダブル・クロス』であろう。著者は、チャック・ジアンカーナと息子のサム・ジアンカーナである。チャック・ジアンカーナは、シカゴを本拠とするマフィアの大ボスのサム・ムーニー・ジアンカーナの弟である。この大ボスのジアンカーナは、1975年6月に上院外国要人暗殺調査委員会の証人として出頭する数日前に、自宅で殺されている。『ダブル・クロス』は、落合氏が1977年に『2039年の真実』の中に書いた事柄を、完全に裏付けているようだ。落合氏自身が、「全身の血が逆流していくような興奮を覚えた」と記している。『ダブル・クロス』は、『アメリカを葬った男』と題して落合氏が翻訳し出版されている。
by utashima | 2006-11-12 12:55 | 読書 | Trackback | Comments(0)