28年前の新婚旅行(その3)

 パリへは DC-9 で飛んだ。パリのドゴール空港に着いて空港内を進んでいると、エール・フランスのコンコルドが見えた。コンコルドは、1976年から定期運航を開始していた。この時は、それから約4年後である。すぐにシャッターボタンを押した。
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 パリに着いてホッと一息ついたのも束の間、私たちの手荷物が出て来ない。近くに居た係官に英語で問い合わせたが、フランス語しか通じない。困った。周りを見渡すと、同じように手荷物が出て来ない男性がいて、フランス語で係官と交渉していた。私達は、その男性の後に付いて行こうか、と話していた。すると、その男性は、私たちに英語で話しかけてくれた。今着いた便には荷はなかったので、1時間後の便を待つか、などと話した。が、私達はかなり早く荷を預けた事を思い出し、前の便で着いている可能性もある事に気付いた。前の便の荷が置いてあるところに行くと、ちゃんと存在した。悪い事が連鎖反応的に発生していた。

 外へ出てバス乗り場を探そうとしたが、強引なタクシーに負けて乗ってしまった。午後8時を過ぎていたが、緯度の高いパリは、まだ明るかった。市内に入ってセーヌ川に沿って走り、エッフェル塔が見えると、パリに来たんだな、という思いになってきた。

 ホテル(Waldorf Florida)に着いてタクシー代金を払う時、T/C(トラベラーズ・チェック)をフランに交換していないことに気付いた。運転手は、ホテルでフランに代えてもらえという。時刻も遅かったためか、ホテルも両替してくれない。どんな形で支払ったのか、覚えていない。ホテルに支払ってもらい、その分を宿泊費に付け加えて支払ったのかも知れない。ホテルは、マドレーヌ寺院に近い良い場所にあった。ホテルの位置などは、この Google Maps をご覧下さい。

 この日の夕食は、午後10時頃に、10分程度歩いて見つけた American Express Card の使える店で、ハンバーグを食べた。現金フランを持っていなかったので。この店で、私達は結婚して初めての喧嘩をした。私は、前日の午後から、あちこち駆けずり回り、慣れない英語で何とかスケジュール通りにパリのホテルに着こうと頑張ってきた。その甲斐あって、予約しておいたパリのホテルにチェックインできた。くたびれたが、ある程度の達成感があった。一方、家内は、私について動いていただけで、ロンドンの市内見物も殆ど出来ず、疲労感だけが残ったのであろう。

 下の写真は、ホテルのベランダからの眺め。
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***(続く)***
by utashima | 2008-10-07 19:17 | イベント | Trackback | Comments(0)
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