デジタル・ライブラリへ

 数学セミナー2月号の最初の記事が「デジタル・ライブラリ」だった。東北大学付属図書館では、所蔵する和算コレクションの電子化が進められているという。『塵劫記』等の全文画像をインターネットで無料で見る事ができるようだ(まだ見ていない)。世界規模で各国の図書館をWEB上で利用できる計画が進行中らしい。素晴らしい事と思う。

 私がこのブログを始めたのも、この方向へ幾分でも貢献したいという気持ちからである。仕事の上で軌道関係の文献を探す事があるが、最近は先ずGoogle等で検索する事から開始する。それで見つからなければ、JAXAの図書室が契約して導入している商用の学術データベースにアクセスする事になる。しかし、最近は、Googleによる検索で用が済むことも多くなった。読みたい論文が見つかるだけでなく、本文を画面で読めてダウンロードもできる。時々、パスワードを要求されて、持っていないために読めないサイトに辿り着く事がある。がっかりする。

 学術文献は基本的に無料でWEB上で読めるようにできないものか。例えば、ある学会の論文集の論文を置いているサイトがあるとする。今は、殆どが会員しか本文を読めないであろう。学会は非常に沢山あり、各人が全ての学会の会員になると言うことは、財政状態が許さない。私は日本航空宇宙学会とAIAAにしか加入していない。学会の論文サイトの閲覧を無料にしたら、会員数が減るのだろうか。そうとも言えない気がする。学会に入るのは主に発表の場を求めてであり、閲覧の場を求めてではない気がする。全ての学会が、WEBの論文サイトを無料で公開する事はできないのだろうか。
by utashima | 2005-02-18 22:09 | パソコン | Trackback | Comments(0)
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