数日前の夕方、職場でパソコン画面を見ていると、見たい部分の少し右隣の小領域が見えない事に気付いた。視野が欠損している領域の見え方は、モザイクが掛かったような感じだった。下に、その時の状況を図示してみた。このモザイク状の領域は、片目を閉じても、両目を閉じても同じように見えた。従って、原因は網膜ではなく、脳内にあるように思った。
この状況は、約20分で解消し、正常な視野に戻った。正常に戻る前から、過去に2回似た症状を経験していた事を思い出していた。その時も10~20分で正常に戻ったので、今回も暫く待てば解決すると思っていたが、その通りになり、一先ず安心した。過去2回というのは、20代半ば頃と、40代半ば頃であった。それらの時は、視野欠損部の見え方はモザイク状ではなく、真っ黒だったように思う。
原因が脳内らしいと思うと、少し気になるので、7月21日(土)の午前中に近所の眼科に行って診てもらった。眼圧とか視力とかの検査に異常はなかった。先生のお話によると、大抵の人にある現象との事。先生自身も経験されていた。原因は、脳内の血管が一時的に収縮する等して血行が悪くなる事らしい。人によっては、頭痛も発生する事もあるとの事。30分以上は続かないようなので、このような症状が現れたら、暫く休憩して下さいという事だった。