銀星囲碁7の実力

 明日12月15日、『銀星囲碁7』が発売される予定。私は一足速く購入し、対局してみたので、その実力の第一報をお届けする。

c0011875_18574319.jpg 私は、7,8年前から囲碁ソフト『銀星囲碁』シリーズを使っている。主に、朝日新聞に掲載されている名人戦の棋譜を入力するのに使っている。対局は、ネット上の囲碁対局サイト WWGo で行なっているが(現在は弱い3段)、調子を落とすと、『銀星囲碁』と対戦して自分を振り返る事が多い。今まで使っていた『銀星囲碁』は、『銀星囲碁2』だった。2000年に発売されたもの。『銀星囲碁2』の強さを「最上級」の設定にして黒石を持たせて互先で私と対局すると、50目前後私が勝つのが通常である。適当に打って私が負けた事も2,3回あるが。『銀星囲碁2』の棋力がどの位かは難しいが、敢えて言えば 2級程度かなと思う。早く有段の囲碁ソフトが出て欲しいと思っていた。

 数日前、『銀星囲碁』の発売元のシルバースタージャパンから、新しい『銀星囲碁7』の発売の案内が届いた。13440円のところを 7500円で提供と書いてあったので購入した。『銀星囲碁2』から 6年経ち、かなり強くなっている事が予想されたので、その実力を体験してみたいと思った。

 画像が『銀星囲碁7』との初対局の終局図である。『銀星囲碁7』に黒石を持たせ、考える時間を無制限に設定した最上級とし、互先で対局した。私が 42.5目勝った。結果だけ見れば、『銀星囲碁2』と変わらないと思われるかも知れないが、対戦してみて確かに強くなっていると感じた。この対局の 153手目(奇数なので黒番)に、『銀星囲碁7』が決定的な敗着を打っている。実は私もその数手手前までになって、私にとって具合の悪い状況になりそうだと気付いた。ところが、153手目で『銀星囲碁7』が悪手を打ったために、私が大勝した。153手目を正しく打たれていると、私が負けていた可能性がある。

 まだ、この 1局だけなので、どの程度強くなったかは何とも言えないが、強くなった事は間違いない。ただ、時間無制限にすると、1手打つのに 2分前後考える場面も少なくない。この対局での消費時間は、私の約 15分間に対し、『銀星囲碁7』の約 45分間であった。実力の変化があまり大きくなければ、時間に制限を付けて対戦したいと思う。

 『銀星囲碁7』には、「別の手機能」というのがある。これは、上で述べた 153手目のように、そこに打ったらダメという場合に、別の手を探させる機能である。妥当な別の手が表示されない場合は、人間が指定する事もできるらしい。「別の手機能」を使うと、純粋にソフトと対戦しているという事にはならないので、『銀星囲碁7』の実力を知るまでは、この機能は使わずに対戦しようと思う。『銀星囲碁7』では、気風として、一般、勢力型、実利型の中から選択でき、戦法も、一般、三連星、小林流、中国流、ミニ中国流の中から選択できる。暫く、楽しめそうだ。今後、更に数回の対局をしてみて、『銀星囲碁7』の実力を測りたい。

[補足]
 『銀星囲碁7』には、自動学習機能があり、コンピューターが負けた時の手順を記憶しておき、次の対局からは使わないように出来るらしい。どの程度効果があるかな。
by utashima | 2006-12-14 18:53 | 囲碁 | Trackback | Comments(2)
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Commented by 都筑てんが at 2006-12-15 12:20 x
「オネガイシマス」「オサキニドウゾ」みたいな、感情の無いおばさんの声は健在ですか?
Commented by utashima at 2006-12-15 18:43
初めまして、都筑てんがさん。はい、健在です。でも、邪魔なので、音声通知をオフにして使っています。


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