STK 7.0.0 無料版のバグ?

 最近、会社で STK (Satellite Tool Kit) を使う事が多くなった。STK でどんな軌道を計算しているかは、いずれご紹介する機会があると思う。会社では、STK 6.1.2 を使っている。

 既にこのブログでご紹介したように、先日、家庭のPCが新しいものになり、STK のような CPU やメモリを食うソフトも快適に動くようになった。そこで、家庭の PC にも STK を設定しようと思った。会社と同じ環境にするには、数百万円掛かるので、個人ではとてもできない。しかし、AGI 社は、無料版の STK も配布しており、軌道計算して、2次元の世界地図に軌跡を描く程度の事は、無料版でできる。そこで、先日、AGI 社のサイトを見てみると、STK 7.0 が登場していた。早速、その無料版の CD-ROM を注文した。

 12月22日、その CD-ROM が届き、早速、設定した。会社のversion 6 で作ったシナリオ・ファイルを持ち帰り、無料版 STK 7.0 で動かしてみた。10時間の軌道計算をするシナリオ・ファイルであったが、世界地図に衛星直下点の軌跡が約30分現れたところで、STK が止まってしまった。そして、以下のようなエラーメッセージが出た。
c0011875_23471082.jpg

Version 6 のシナリオ・ファイルは、そのままでは version 7.0 の STK では正常に動作しないのかなと思い、version 7 に変換する機能を探してみたが見つからない。

 次に、version 7.0 の STK に付いているサンプル・シナリオ・ファイルを使ってみた。今度は、すぐに以下のエラーメッセージが出る。
c0011875_2353779.jpg

AGI 社には簡単なバグ報告を送ったが、がっかりである。

 その後、無料版の STK は 3次元表示機能をサポートしない事を思い出した。STK を起動すると、2次元の世界地図ウインドウと 3次元の地球のウインドウが現れる。計算を実行する前に、3次元のウインドウを消してみた。すると、全く正常に軌道が計算され、2次元の世界地図上に衛星の軌跡が描かれた。良かった。しかし、この仕様は、不親切とは思いませんか。「3次元ウインドウを消して下さい。」というメッセージを出せば済むのに。

 翌日の朝、AGI 社からメールが来ていた。前日に送ったバグ報告は極めて簡単なものだったので、的外れの回答だった。そこで、現象を詳細に記述し、どのような対処で問題が解決したかを記したメールを返した。上記のような適切なメッセージを出してくれる事を強く希望して。 
by utashima | 2005-12-23 12:54 | パソコン | Trackback | Comments(0)
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