4月22日発行(偶然にも私の65歳の誕生日)の
MPC99892に、小惑星番号34424の小惑星にUtashimaという名前が付けられた事が公表されている事を、日本スペースガード協会(JSGA)の理事の方から知らせて頂いた。
日本スペースガード協会設立(1996年10月)当初に理事の末席を汚し、将来の宇宙望遠鏡や地上望遠鏡によるNEO(Near Earth Objects)検出の検討を進めて、JSGAの機関誌「あすてろいど」にNEO検出シミュレーション結果やラグランジュ点近傍軌道(宇宙望遠鏡設置場所の候補の一つ)などについて投稿して来た事が評価されて、日本スペースガード協会が命名権を持つ小惑星の一つに「Utashima」を付ける提案をMPC(Minor Planet Center)に申請して頂いていた。
小惑星Utashimaは、
右図のように火星と木星の軌道のほぼ中間付近を飛んでいる。絶対等級が14.3なので直径は6km程度である。まだまだ生きる積りであるが、将来の冥土への土産ができたような気がしている。